むち打ち症

Counter頚椎とむち打ち症のおはなし 
ご注意!! 本文の内容等の無断掲載を禁止いたします【日生整体整骨院】(最終UP:2008.03.15)

《頚椎のこと(頚〜肩〜腕〜指/肩甲間部)
◎普通の頚椎症やむち打ち症(交通事故等中心の内容)
 
過去の症例で特に多いものについてですが、レントゲン検査等で、異常の認められない方で、椎間板異常や、頚椎のズレのある方がいらっしゃっています。
 私どもでは触診(触って診る)してみますと悪い患部は判明します、また患者さん自身がその部分に触れてみると「膨らんでいる〜骨が出っ張っている」「痛みがある」等で判る場合があります。
 
1.各頚椎のズレにより生ずる代表的な症状
 
*頚椎2〜3番吐き気、食欲不振、嘔吐 
*頚椎3〜5番目の疲れ、視力低下、耳鳴、
*頚椎4〜6,7番手・指・腕のしびれ(軽い場合はだるさ程度から〜)、
 
*上記の症状に下記の症状がプラスされる事もあります!
 
*共通して出現する症状頭痛、頭重感、片頭痛、頚〜肩にかけて痛む・こり、肩甲骨の間のこり・痛み
*精神的症状集中力が無くなる、イライラする、不安症状、睡眠の不安定、疲労感が強い、性欲の減退、ストレスを受けやすく感情や情緒面が不安定になる
 

 
2.頚椎と脊柱管のつくり
   図1   図2
      輪切りで上から見た図
図1、図2のように脊椎(頚椎)の後ろには(椎孔)が開いていて、脳から神経が通る道(脊椎管ー椎孔の連続)があります。さらにその両側には横突孔(一対)有りこの中を血管(動脈・静脈)が通っています
又、図1の脊髄より左右に脊髄神経の通る所を脊柱管と言い、近年では「脊柱管狭窄症」なる病名になっています。
 
*脊椎がズレを生じる事により、上図中の脊髄神経・血管が圧迫されて色々な症状が出るわけです。
 

 
3.頚のケガの分類(スピード外傷性→むち打ち症)**加藤静雄医学博士のむち打ち参考文献
 
a)頚の過伸展(一番頻度が高い)〜後方から追突された状態
発生原因:後ろからドンと叩かれたような時、額を梁にぶつけたような時で、顎を突き出して頚の筋肉をリラックスさせたような、無理のない姿勢で起こりますから通常での損傷は比較的低いです。
発生部位:交通事故のような大きな外力が働く時には、頚の筋肉の他に頚椎や頚髄が主体になり更にひどいと頚動脈までが損傷を受けることもあります。
 
     
 
b)頚の過屈曲〜(自分で突っ込んだ状態)
発生原因:下を向いていたら、上から重量物が落ちてきたり、しゃがんでいて立ち上がる時に後頭部をぶつけたりする力の作用でなります。後頭部にかけかなり丈夫で厚い筋肉が守っていますので、防御体制をとった形ですので、比較的頚椎への損傷は小さくなります。
発生部位:頚から後頭部にかけての靭帯、筋肉、神経繊維に損傷を受ける。そのままにしておくと後遺症が残りやすい(痛み、しびれ、筋の硬化)
 
c)頚の側方過屈曲(図では左側からぶつけられた状態)右方向)
発生原因:左右どちらかの方向から力が加わって発生
発生部位:筋肉、靭帯、神経繊維はもちろん頚椎のズレをもひき起こす事がある
 
d)以上の複合の場合
事故では様々な方向からの衝撃による外力を受けますので、a,b,c,の様に決まっているわけではありません。実際の治療の時は事故の状態をよく聞いてから治療に入ります。
 
4.発生原因(順不同)
*寝違い(枕〜高いもの程多い)で筋肉も傷めてズレてしまう事もあります
*怪我(頭を打った、ぶつけた、転倒したなど)
 小中学生が学校内でふざけて起こる事もあります
 スポーツ等でも起こります(怪我、疲労の積み重ね)
*肉体的疲労の多い仕事〜筋肉を使う力仕事やくり返し使うような仕事(同じ姿勢での疲労の積み重ね)
*精神的疲労の多い仕事〜コンピュータや気の使う仕事は結果的に身体(筋肉等)を硬直させてしまいズレを起こしやすくなる。(頚〜肩〜背中〜腰への負担が多大いです)
*交通事故等

※交通事故のむち打ち症で多いのがa),b)の複合です。
例:後方からぶつかった瞬間は一瞬に感じますが、その時の衝撃で頭が約2往復位します。つまり過伸展と過屈曲が2回づつ起こります(瞬間に)、その結果、頚椎周辺部に色々な損傷をひきおこすわけです。

 
*特に交通事故を中心に説明していますが、日常の中でも起こる原因(頚にかかる外力)は、力の大きさに差はありますが(交通事故の方が大)結果的には、症状・頚椎のズレは同じようになります。
 
注意:
1.)最初たいした事ない症状でも時間が経つに連れ出現してくる事が多くあります。時間・日数・年数を経過し、症状が積もり、結果として辛いものへ移行してしまいますので、早期に発見治療が出来ればベストと思います。
 
2.)事故などの様な大きな力が頚椎にかかると、頚椎の骨折、脊髄、神経繊維や、椎骨動・静脈を損傷、関節、靭帯・筋・腱断裂が起っていたり、脳への影響もある場合がありますので、必ず医師の診察は受けられる事をお勧めします。(この様な時期に整体治療やマッサージ、指圧関係は出来ません)
 
3.)軽度のむち打ち症は2〜3週間〜1ケ月位で治るものが多いようですが、20%位は半年以上経っても症状の改善がみられない方もいます.....このような方は御相談下さい。
 
4.)交通事故の場合はおよそ2週間くらいの内に症状が色々出て来る事がありますので様子をみて下さい。
症状が落着いたり、また新たに出てきたりするのもこの時期になります。