Stress
Page 3 こころ(精神)をケアする
▲こころの健康が蝕まれているということが厚生省「9年版厚生白書」として発表されています。
- 増加する心の病(人口10万人に対して)
- 230万人に達するアルコール大量消費者
- 増加する児童虐待(児童相談所における養護相談の処理件数)
- 入院医療から社会復帰、さらには「地域ケア」へ
- 若い女性を中心に広がるやせ型志向
- 多数にのぼる成人疾患による入院
■こころの専門家へのかかり方
各々の専門家とは......
1.精神科ー病院/薬剤使用/医師(特に総合病院や個人でもに多い)
こころが原因で色々な病に至る精神障害のうち、主に器質性・内因性のものがある。
精神分裂病・躁鬱病など。
2.心療内科ー病院/医師(総合病院,最近は個人でも多くなってきつつある)
こころの問題で身体に症状が出ている人を薬物によるのではなく心理的な技術を用いて治療する。内科的症状を呈する神経症や心身症を治療対象とする診療科目。内科的治療とともに心理療法も行う。
3.臨床心理カウンセラー・心理カウンセラー
心理カウンセラーの役割
本人(個人)の各種の悩みや問題について相談に応じ、解決のための援助・助言をする専門家です。個人に対し「気づかせる」「認識させる」「自分で解決方向へ考える」というアプローチを経て行きます。
※決して心療内科,心理カウンセラーの先生が解決してくれるのではありません。そこを間違えないようにしてください。
参考:三国丘病院の先生が書かれた受診のしかた(文をそのまま拝借致しました)
以下のような疾患の方が来院されます。
【精神科】
・児童、思春期; 発達相談、学習障害、チック、不登校、拒食症、過食症
・青年期; 不眠、不安、抑うつ、ストレス、出社困難、職場不適応、人間関係
・実、老年期; 不眠、抑うつ、夜間せんもう、徘徊、物忘れ
【 神経科】
ほぼ精神科と同じと考えて良いでしょう、他に精神神経科、神経精神科などもあります。
【神経内科】
主に神経疾患、内科的な中枢・末梢神経や筋肉の疾患、
例えばパーキンソン病、筋ジストロフィーなど
【心療内科】 心理、環境的要因が重視される内科疾患
高血圧、気管支喘息、じんましん、胃・十二指腸潰瘍、糖尿病、肥満など
*三国丘病院のホームページへ*
■ここでは特に心療内科,心理カウンセラーへのかかり方やどのような内容なのかを扱って行きます
コンピュータストレスのアンケートの中でも,心療内科や心理カウンセラーにかかってみたいと思う・迷っている方はかなりいらっしゃいました。
幾つかの症状が出現しているにもかかわらず,専門家にかかるほどではないが,このままでいいのだろうか?,気恥ずかしい,周囲の目が心配だ...と思っている方の不安を少しでも取り除いて,気軽に専門家へかかれて,一刻も早く良くなられる事を願ってこのページを作っています。
近々に心理カウンセラーと診療内科の先生を紹介します。お楽しみに!
語句の説明
【精神障害】精神に異常がある状態の総称。原因により先天性・内因性・心因性・外因性に分けられる。精神遅滞・性格異常(精神病質)・精神分裂病・躁鬱(ソウウツ)病・癲癇(テンカン)・神経症・進行麻痺・中毒性精神病など。精神異常。
【精神遅滞】知能が明らかに低く、社会がその年齢で当然そなわっているものとして期待する行動水準に達しないでいる状態。心身の発達期(一八歳未満)に現れるものをさす。精神薄弱に代わる名称。軽度(IQ70〜50程度)・中等度(IQ50〜20程度)・重度(IQ20以下)に分ける。以前それぞれを軽愚(魯鈍(ロドン))・痴愚・白痴と呼んだ。
【性格異常】個人の感情・意志・行動面の特徴に恒常的にみられる異常。知能障害や疾病によるものなどは除く。異常性格。
【精神分裂病】精神障害の一。病因は今なお不明。多くは青年期に発病し、感情の鈍麻・自閉症状・意志の減退・奇妙な行動・幻覚・妄想などを示すが、症状の現れ方や経過は複雑で変化に富む。早発性痴呆。
【躁鬱病】分裂病とならぶ二大精神病の一。躁状態と鬱状態の二つの病相があり、これらが交互に、あるいは一方が周期的に現れる。それぞれの病相を躁病・鬱病ともいう。感情精神病。循環精神病。
【躁状態】気分が高揚し意欲の亢進(コウシン)や思考の促進がみられる精神状態。爽快感があり、多弁で話の内容は誇大的、時に観念奔逸がある。活動性は高まるが行動に統一性がなく抑制がきかない。躁鬱(ソウウツ)病の典型的症状であるが、身体疾患やアルコール酩酊状態でもみられる。
【鬱状態】憂鬱感・不快感・劣等感などを抱き、意欲や興味がなくなる精神状態。不眠・食欲不振などの身体症状もみられる。躁鬱病や神経症のほか、近親者の死などによる一時的反応としても現れる。抑鬱状態。
【癲癇】痙攣(ケイレン)・意識障害などの発作を繰り返す脳の疾患。突然意識を失って倒れ、硬直・手足の痙攣を起こすなど、症状は多様。遺伝的素質によるほか、外傷・脳腫瘍など脳の損傷によっても起こる。
【進行麻痺】梅毒による精神神経障害。感染後10〜20年で発症、脳実質が広く冒されて痴呆(チホウ)化が進み、末期には全身麻痺に至る。俗に脳梅毒という。麻痺性痴呆。
【神経症】心因によって起こる精神障害。不合理だとわかっていながら現れる強い不安や強迫観念・抑鬱(ヨクウツ)・ヒステリーなど種々の症状のため自分自身が苦しむ。ノイローゼ。精神神経症。
【心身症】心理的要因・精神的ストレスが原因で、胃炎・胃潰瘍・狭心症その他、身体に疾患としての病的変調が現れる過程、またその現れた疾患。広義には、診断や治療に心理的因子への配慮が必要とされるすべての身体疾患を含む。
【心理療法】神経症のように心理的な原因によると考えられる病気に対して、薬物によるのではなく心理的な技術を用いて治療する方法。精神療法。サイコセラピー。